型紙でパステルアートを楽しむ!子どもから大人まで楽しめる型紙7選(無料ダウンロードできる型紙あり)

みなさん、こんにちは。
パステル画家のぽぽまゆです♪

今回は型紙(テンプレート・ステンシルとも呼ばれます)を使ったパステルアートの描き方をご紹介します。
型紙にオススメの素材から、あると便利な道具型紙を作る際のコツ塗り方のポイントまで優しく解説しています。

また、子どもさんから大人の方まで、簡単にパステルアートを楽しめる型紙を7つご用意しています!

無料でダウンロードできる型紙も配布していますので、ぜひ印刷してお使いください。

型紙の作り方から写真付きで丁寧に解説していますので、すぐにでも型紙を作ってパステルアートが楽しめるようになっています。

ぜひ、楽しんでいってくださいね♪

この記事を読んで分かること

・パステルアートに型紙が向いている理由3つ

・用途に合わせた型紙に最適な素材

・型紙作りにあると便利な道具

・型紙を作る時のポイント・コツ

・子どもも大人も今すぐ楽しめる型紙7選

天使ちゃん

私、絵心ないけど描けるかな…?

ぽぽまゆ

型紙を作れば誰でも簡単にパステルアートができるよ!一緒にやってみよう♪

天使ちゃん

なんだか私にもできそう…!やってみる!

普段私はパステルを使って、目では視えない世界を絵にしたスピリチュアルアートや、心を癒すホスピタルアートを描いています。

パステルのあたたかい雰囲気で皆さんの心をほっと癒したいという想いで活動しています♪

パステルアートで型紙を使うと良い理由3つ

パステルアートについて調べると、「型紙を使って描く」という言葉がよく出てくるかと思います。
ではどうしてパステルアートでは型紙がよく使われるのでしょうか?

型紙を使う意図が分かると、よりパステルアートが楽しめるかと思うので、型紙を使うと良い理由を3つまとめてみました。

1. パステルは簡単に消しゴムで消せるから

2. ふんわりとしたパステルの雰囲気にメリハリをつけることができる

3. 子どもでも初心者でも絵をあまり描かない人も、簡単に本格的な作品を作ることができる

一つずつ簡単に解説していきますね。

1. パステルは簡単に消しゴムで消せるから

 

Screenshot

パステルは鉛筆の性質と少し似ている部分があります。それは消しゴムで消せること。

パステルで色を塗った状態とは、パステルの素材である顔料が紙の表面の凸凹にのっている状態になります。
そのため、消しゴムでその顔料を取り除くと簡単に消すことができるのです。

しかし消しゴム一つで何かの形を作りあげるのは難しい…。
そんな時に、型紙が効果的になるんです。あらかじめ描きたい形を型紙として作っておくことで、型紙の中を消すと、、
あら簡単…!思い描いていた形を生み出すことができます

2. ふんわりとしたパステルの雰囲気にメリハリをつけることができる

 パステルでは、ふわっとパステルを広げて色の移り変わりを楽しんだりしますよね。
ふんわりと広がった色の中を練消しゴムなどでポンポンと優しく消し、雲などの輪郭が曖昧なモチーフを描くのも楽しむことができます。

それだけで満足することもありますが、何か物足りない…という時は作品にメリハリがない時かもしれません。そのような時に型紙があると、型紙ではっきりと消した部分がアクセントになり作品にメリハリが生まれるのです!

作品を描く時に一番見て欲しい部分だけを型紙に使って描いたりすると、自然とその部分に目が向かうようにもなります。

3. 子どもでも初心者でも絵をあまり描かない人も、簡単に本格的な作品を作ることができる

 型紙を使うと、小さなお子さんや普段あまり絵を描かないという人、絵を描くのは苦手…という方でも楽しくパステルアートを描くことができます。

後ほど紹介しますが、型紙を作るのは比較的、簡単にできます
ハサミやカッターが無くても作れる型紙もあるんです。
印刷して作れる型紙もあります。
型紙を作った後は、その中を消したり塗ったりするだけです。

型紙を使うと、「“絵心”や“センス”は必要ない」と言ってもいいでしょう。
型紙を使うと誰でも本格的な満足のいく作品を作ることができますよ♪

パステル初心者さんにオススメの記事をのせておきます。パステルの基本の描き方、必要な道具について詳しく優しく解説していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♪⇩

パステルアートの型紙を作る|最適な素材

型紙を作るにはどんな素材が向いているのか解説していきます。

はじめに、型紙はどんな素材でも作ることができます。
薄い紙、厚い紙、ボロボロの紙…。
この世にいくつもの紙がある中で、パステルアートの型紙に向いており入手が簡単な素材を5つ厳選

以下の5つの素材について、メリット、デメリットについて簡単に解説します。
ご自身の用途に合わせて型紙の素材を選んでみて下さいね♪

型紙に向いている素材5つ

1.コピー用紙

2.厚紙

3.画用紙、ケント紙

4.クリアファイル

5.ラミネート

1.コピー用紙

△デメリット 
 耐久性に欠ける。 消しゴムで消したりパステルを塗っていると、型紙の淵が脆くなってくる。細かい型紙はすぐ脆くなってしまう。

2.厚紙

〇メリット
 厚みがある分、耐久性がある。何度か使っても型紙が脆くならない。

△デメリット
 紙が硬いため、切ることが難しい。カッターの切れ味が悪いと切れないことが多い。小さめのアートナイフを使う際も力が必要。

3.画用紙・ケント紙

〇メリット
 コピー用紙より厚く、厚紙より薄い適度な厚さでカッターやハサミで切りやすい耐久性もあるため、繰り返し使うことができる。

△デメリット
 少し高価

4.クリアファイル

〇メリット
 耐久性耐水性がある。何度も使うことができる。長く使いたい型紙を作る際にオススメ。折り曲げて切ることもできる。
 汚れても水拭きできるので、綺麗な状態で何度も使うことができる。透明なため、型紙を置く場所が分かりやすい。カッター、ハサミで切りやすい。

△デメリット
 コピー用紙や厚紙よりも少し高価。鉛筆で下書きをすることができず、下書きをする際は油性ペンを使う必要がある。透明なため、型紙を見失うことがある。

5.ラミネート

〇メリット
 型紙にしたモチーフを印刷してラミネートして切ることができる。クリアファイルと同様に耐久性・耐水性に優れているため、何度も使うことができる。

△デメリット
 ラミネートをする機械やフィルムが必要など、費用がかかることがある。カッターやハサミで切るのが硬く感じることがある。

▶まとめると…

簡単に作れる → コピー用紙、画用紙・ケント紙

何度も使える → 画用紙・ケント紙、厚紙、クリアファイル、ラミネート

耐水性に優れる → クリアファイル、ラミネート

ぽぽまゆ

私は普段、コピー用紙クリアファイルをよく使っています♪
カッターで硬い素材を切るのが苦手なので、薄めの素材を選んでいます。

★パステルアートでは、描く用紙の種類も重要!こちらの記事では百均で購入できる用紙なども含め、5種類の紙の性質について比べています。紙選びで、表現できる雰囲気ががらっと変わってきます。ぜひ、紙選びの参考にされてみて下さい♪⇩

パステル画に必要な道具をセリアやダイソーなどの百均で揃えられるよう、買うべき道具や代替品について優しく解説します。プロが使う道具との徹底比較も!百均で道具を揃えてパステル画を楽しみましょう♪

パステルアートの型紙を作る|あると便利な道具3選

パステルアートの型紙を作る際にあると便利な道具そのまま型紙として使えてしまう道具をご紹介します。以下の3つの道具になります。

1.アートナイフ

2.クラフトパンチ

3.ステンシルシート

こちらの3つの道具について、どのような場面で便利なのか、オススメの物は何かを一つずつ解説していきますね。

1.アートナイフ

こちらは、一般的なカッターナイフよりも刃先が小さくて鋭く、細かな動きをするのに特化したナイフです。切り絵をする際にも使われたりしますね。

細かな型紙を作りたいという方にオススメの道具になります。一般的なカッターナイフよりも、圧倒的に小回りがききやすく切りやすいのが特徴です。私は、細かく切りたい時や、滑らかな曲線を切り出したい時によく使っています。しかし、厚紙などの厚く硬い素材にはあまり向いていないので、注意してくださいね。

私は「NTカッター D-401P」という商品のデザインナイフを使っています。難しい刃の取り換えが簡単に安全にしやすいことが気に入っています♪本体をくるくると回すと、刃を固定しているネジが緩み、簡単に刃を取り出すことができます。
Amazon | エヌティー NT デザインナイフ D-401P グリーン D401PG | 細工用カッター

2.クラフトパンチ

クラフトパンチは穴あけパンチのように紙を挟んで押すだけで簡単に形を切り出してくれる商品です。
お花や動物、星やハートマークなど様々な形があります。形や大きさも多用なので、ネットで探してみても楽しいですよ。


ちなみに私は百均のクラフトパンチを時々使っています。セリアやダイソーなどの手芸コーナーや文具コーナーで見つけることができます。1.5センチほどの形が切り出せるサイズなのですが、自分で切るのが難しいサイズ感なので助かっています。花や星、ハートの形をよく使っています。
まだハサミやカッターを使うのが難しいお子さんでもクラフトパンチを使えば型紙作りから参加できるので、良い思い出作りになりそうですね♪

上記の写真は、ダイソーで購入した蝶々の形のクラフトパンチです。こちらを使った作例をご紹介します。

型紙の素材ですが、蝶々のデザインが細かく、何度か使いたい型紙だったので、厚紙で作ろうと思っていました。しかし、厚紙が硬すぎて、クラフトパンチで切り抜くことができず…。百均の物なので仕方ないですが^^;
コピー用紙だと弱い型紙になってしまうので、ケント紙を使いました。百均にA4サイズ5枚組で購入することができます。ほど良い厚みと硬さで、難なく切りぬくことができ、何度消しても型が崩れない頑丈さも見せてくれました。

まず、草原と空を描いた背景に蝶々が飛んでいるように消しゴムで型紙の中を消しました。

型紙を当てたまま、消した所に好きな色を塗っていきます。
細かい部分なので、綿棒を使うと塗りやすいですよ。

空は練消しゴムで優しく消して雲を描き出し、草原にはパステルで直接草や花を描いています。

パステルで小さな花を描いて、完成!
クラフトパンチを使えば、簡単に満足のいく作品が作れます♪

最後に、フィキサチーフ(定着材)を吹き付けておきましょう。
作品から30㎝ほど離して全体に薄く均一に吹き付けます。
近すぎるとシミになってしまうので、遠目から数回に分けるのがコツです。

3.ステンシルシート

こちらは既にできている型紙と言ってもよいでしょう。
「ステンシル」とは形をくり抜いた型紙を素材にあて、絵の具を塗ったり鉛筆などで形を取ったりする技法のことです。何度も同じ形を正確に写し取ることができます。
その時に使われるシートが「ステンシルシート」と呼ばれています。

パステルアートでもステンシルシートはとてもよく使われています。

様々な大きさの円が並んだもの、星マークやキラキラの模様が切り抜かれたもの、幾何学模様や羽など人間の手では作るのが難しい形など、数多くの種類があります。

私が皆さんにオススメしたいのは、大小様々な円が並んだこちらのステンシルシート。

自分の手では作るのが難しい正確な小さな円形です。主に背景に光を入れ込む時に使っています。このステンシルシートが無かったら考えられないくらいです(笑)

価格も500円前後とわりかし手に取りやすいので、パステルアートを本格的に楽しみたいという方は持っていて損ない一品です。

⇩Amazonで400円ちょっとで購入することができます。
ウチダ製図器  ステンレス字消板

そしてたまに使うのがこちらのフラワーオブアートと呼ばれる幾何学模様が切り抜かれたシートです。

幾何学模様は正確に描かれていることで魅力が発揮するので、絵に幾何学模様を取り入れたい時に使っています。

⇧このような作品を作ることができます♪

このような特定の形や模様が切り抜かれたステンシルシートを使うデメリットとしては、同じ模様を作り出すことになるので、似た作品が増えること。誰でも作れるような作品になりがちなことかと思います。画家としてオリジナリティを出したい時にはあまり向いていないのかもしれません。使い方によっては、オリジナリティの一部として使うこともできるでしょう。

パステルアートの型紙を自分で作ろう!|子どもも大人も簡単に作れる型紙7選

これまで、クラフトパンチやステンシルシートなど、既成の形で型紙を作る方法を紹介してきました。しかし自分なりの作品を作るには、手作りの型紙が味もあり思い出になることも間違いなし!

正確な形でなくともいいんです。正確でないものの方が人の心を打つ作品が出来たりします。少しよれてた方が良い味が出るじゃないかと前向きに、リラックスして取り組んでみて下さいね♪

ここでは、大人から子どもまで楽しめる型紙をご紹介していきます。

紹介するモチーフは以下の7つです。

1. ふんわり雲と丘~手でちぎって作る型紙~
2. お気に入りのワンピース~好きな形と色でデザイナー気分♪~
3. 動物大集合!~猫、うさぎ、熊~
4. 光輝くキラキラ~自分で作れるキラキラ~
5. 深い海を泳ぐウミガメ~シルエットでおしゃれに~
6. 簡単・曼荼羅アート~1つの型紙で花を描く~
7. 海を跳ぶイルカ~簡単!イルカの描き方~

1. ふんわり雲と丘~手でちぎって作る型紙~

まずはこちらの作品を作っていきます♪
ハサミやカッターを使わず、手でちぎって作る型紙なんです!刃物を使わないので、小さなお子さんでも安心して型紙を作れますよ。

型紙の素材はコピー用紙です。薄くて手でちぎりやすいです。

まずは丘の部分をちぎっていきます。なんとなくイメージしている丘の形にちぎってみてください。
綺麗じゃなくても、よれても、イメージ通りじゃなくてもOK!「自然」を描くので、それぐらいの方が自然です(笑)

実際に描く紙のサイズに合うか、それより大きめに作っておいて下さいね。切り離した方の紙も後で使うので、捨てずに取っておいてください。

丘ができたら、次は雲の形をちぎっていきます。
丘の型紙と一緒でもいいし、違う紙を使っても結構です。

雲の型紙は、軽く紙を二つ折りにしてからちぎっていいます。
最初に適当に穴を開け、その穴に指を入れて好きな形に整えていくイメージです。

雲っぽく、ふわふわとした形にしてみてくださいね。あえて雲っぽくない形でも、逆にリアルな感じが出ていいかもしれませんね。何種類か作っておきましょう

それでは型紙を用紙にセットしましょう。用紙はケント紙を使っています。
型紙がずれないように、マスキングテープで何か所か固定しておきます。

まずは丘の部分を塗りましょう。お好きな色で結構です。

緑色の丘にする場合、丘の上の方に黄色を足して明るく、下の方に青色を足すと深みが出ますよ。

型紙からはみ出たパステルの粉は、大きめのブラシやコットンなどで優しく掃ってください。ちなみに私は百均の化粧用のブラシを使用しています。

次に空を塗っていきます。先ほど塗った丘の部分に色が付かないように、型紙のちぎった部分を被せます。青空に塗ってみました。
空の下の方は明るめの水色で、上に行くにつれ色を濃くするとリアル感がでます。

色の移り変わりを作るのが楽しいですよ♪

赤や黄色系で塗ると、夕方の空にすることもできます。

空を塗り終わり、丘に被せていた型紙を外してみました。丘と空が接している部分が塗れておらず、白い線が浮かび上がっています。
少し目立つので、緑のパステルを綿棒につけ、優しく色をのせます。

最後に雲の部分を消していきます。使うのは練消しゴム。普通の消しゴムでは消す力が強く、雲のふんわり感が出しづらいので、練消しゴムを使っていきます。

消し方は、ポンポンと優しく消していく感じ。ゴシゴシと擦って消すと、消えすぎてしまいます。

ぽぽまゆ

どのくらい消えているのか、型紙をめくって確認しながら消すと、消しすぎを防げるよ。

雲はお好きな所を消してみてください。少し見切れるような雲もあると、作品の広がりが感じられます。
また、型紙を裏返して使うと、違う形になるので、たまに裏返して使ってみるのもいいですね♪

全体のバランスを見ながら雲を増やして完成です!

型紙を手でちぎって作ったからこその温かみや優しい感じが伝わる作品になりますよ。

ぜひ、色々な空を描いてみてくださいね♪

2. お気に入りのワンピース~好きな形と色でデザイナー気分♪~

次はこちらの自分だけのワンピースを作ってみましょう。

洋服系は意外と簡単♪左右対称のモチーフなので、コピー用紙で簡単に作ることができます。
今回はワンピースをご紹介していますが、ズボンでも帽子でも左右対称のものなら同じように作れます。
(最後に、ダウンロードして印刷して使える型紙をのせています。)


デザイナーになった気分で、お気に入りのお洋服や理想のお洋服を作ってみましょう♪

型紙の素材はコピー用紙を使います。
左右対称のモチーフなので、半分に折って切っていくのですが、半分だけのワンピースを描くのは難しい…。

そんな時は、まず全体を描いて、最後に半分の所で折るのがオススメ。折り目が洋服の真ん中の方になるようにしてくださいね♪

ワンピースの型紙ができたら、マスキングテープでしっかりと固定します。

黄色、水色、青色のグラデーションで塗ってみました。爽やかな雰囲気のワンピースですね。

あとは、洋服に好きな模様を描いたり、背景を塗ったりしていきます。
私は白ペンで襟元や裾に模様を描きました。
背景のお花は色鉛筆で描いています。色鉛筆はパステルと相性がいいので、細かい部分によく使っています♪

みなさんもお気に入りのお洋服を作ってみてくださいね♪

型紙(ワンピース、トップス、ズボン、帽子)
 お好きな大きさに印刷して、点線の部分で半分に折り、切ってご使用ください。

3. 動物大集合!~猫、うさぎ、熊~

次にご紹介するのは、動物さん達のお顔の型紙です。今回は猫、うさぎ、熊を描いていきます。基本の顔の形は変えず、耳の形などでそれぞれの動物の特徴を表現していきます。

(最後に、ダウンロードして印刷して使える型紙をのせています。)

まずは猫の型紙から作っていきましょう♪

型紙の素材はコピー用紙を使います。ワンピースの型紙と同じように、まずは顔の輪郭を全て描いた後に、中心の部分に線を引き、線に従って半分に折っていきます

型紙ができたらマスキングテープで紙に固定し、色を塗っていきます。


顔全体をベージュで塗った後、左目の辺りを茶色にしたくなったので、その部分だけ塗れるように、それ以外の部分に型紙を切って被せます。このように型紙を使うことで、好みの柄にすることができます。

目や口を色鉛筆で描いていきます。細かい部分は色鉛筆が最適です。

次にウサギと熊も描いてみましょう。顔の形は猫と同じ、ちょっとつぶれたお饅頭型。ぽてっと感が出ると可愛いです。
猫の時と同様に、顔全体を描いた後に中心の部分で折っています。ウサギは耳を長く、熊は丸い耳を描きましょう。

型紙ができたら、好きな色で塗ってください。ウサギはピンク色に、熊は茶色で塗ってみました。茶色には少し黄色を足してあげると温かみと深みが出ますよ。

熊は口元を白くしたいので、型紙の口元部分を丸く切り、その中を消しゴムで消しました

目や口、髭を描いてあげましょう。

最後にとても楽しい仕上げ、ほっぺた塗りです!綿棒にピンクや赤色のパステルをとり、ほっぺたの部分にくるくると圧をかけながら塗っていきます。ふんわり塗ってあげるととっても可愛いですよ。

そして、白ペンで瞳に光を入れます。少し上の辺りにちょんちょんと。この2つの工程で動物たちの顔がすごく活き活きとなります!

背景を好きな色で塗ったら完成です♪

他にもパンダや犬、ネズミなど、型紙の耳の形を変えると簡単に作ることができます。基本の形をマスターして、色々な動物の仲間たちを描いてみてくださいね♪

型紙(ネコ、くま、うさぎ、犬)
お好きな大きさに印刷した後、点線の部分で半分に折って切り、型紙としてご使用ください。

4. 光輝くキラキラ~自分で作れるキラキラ~

ステンシルシートを使わずに、キラキラと輝く形を描いていきます。背景をキラキラさせたい時などに使えますよ。

今回はコピー用紙で型紙を作っていますが、何度も使いたい場合、クリアファイルで作るのがオススメです。細かい形なので、消したり塗ったりしていると、コピー用紙だとすぐ脆くなってしまいます。

最初が今までの左右対称のモチーフの型紙と違う所です。

紙を2回折ります

そして、折り目が重っている中心の部分に、このような線を引いてください。この赤い線上をハサミで切っていきます。

切るとこのような感じになります。切る範囲や長さでキラキラの大きさや見え方が変わってくるので色々と試してみても面白いでしょう。

青く塗った背景を、作った型紙で消してみました。小さなキラキラも作って使っています。大きさが違う型紙を合わせると、キラキラ感が増しますね。

今回は普通の消しゴムで消したため、はっきりと模様が見えていますが、練消しゴムで優しく消すと、ぼんやりとした雰囲気で違った味が出るかと思います。

5. 深い海を泳ぐウミガメ~シルエットでおしゃれに~

次は海を泳ぐウミガメの型紙を作っていきますよ。
深い海から上を見上げた構図でウミガメをシルエットにして描きます。ウミガメも左右対称のモチーフなので、割と簡単に描くことができますよ♪

(最後に、ダウンロードして印刷して使える型紙ものせているので、必要に応じてお使いください。)

ウミガメの型紙を作っていきます。まずは甲羅を描きます。細長い丸になるように描いてみましょう。
次に顔と手と足をつけましょう。ウミガメ独特の手の形だけしっかり描ければ、あとは適当でも大丈夫です。

半分に折って切り、型紙を作ります。

背景を描いていきます。ウミガメが深い海を泳いでいて、上を見上げた構図なので、下の方を暗い色で、上にいくにつれ明るい色にしていきます。
暗い所には黒色を少し、明るい所には黄色を少し入れてあげると、海っぽくなります。

背景が塗れたら、型紙を使ってシルエットのウミガメを描いていきます。ウミガメの型紙を固定し、中を黒色で塗っていきます。黒色でなくとも、紺色や暗めの色ならいいでしょう。

型紙から飛び散った粉は、大きめのブラシで優しく取り除きます。

海の上から光が差し込んでいる様子を描きたいので、消しゴムで消して表現していきます。
消しゴムで、上からまっすぐ光の線を消していきます。放射状に広がるように消してみましょう。

光の線ができたら、その周りをステンシルシートを使って円型の光に消していきます。大小様々な光を、重ねたりしながら描くことで、太陽の陽がキラキラと差し込んでいる様子を表現します。

最後に、ウミガメがシルエットとは言え、ベタ塗りになっているのが気になったので、練消しゴムで光が当たっていそうな所を少し消しました。質感が出て、ベタ塗りの時よりよくなった気がします。

このようにモチーフの中身をあえて細かく描かず、シルエットにすることで、簡単に、しかし本格的な作品を作ることができます。シルエットが映える背景はグラデーションや夕焼けなどです。

型紙(ウミガメ)
同じ形で3種類の大きさをご用意しています。大きさの違う型紙を使って、親子のウミガメを表現しても素敵ですよ♪
点線の部分で半分に折って切り、型紙としてご使用ください。

シルエットの形はインターネットでも無料の素材を探し、印刷して使うことができます。その際は、シルエットACで探してみることもオススメです。様々なシルエットの素材を探すことが
でき、無料で使えますよ。⇩シルエット イラストの無料ダウンロードサイト「シルエットAC」

6. 簡単・曼荼羅アート~1つの型紙で花を描く~

次は簡単な曼荼羅アートを描いてみましょう。

曼荼羅アートとは、幾何学模様を繰り返し描いて、調和や宇宙、心の状態を表現するアートです。もとは仏教の曼荼羅に由来いていますが、現代では瞑想やマインドフルネス、リラックスのために行われたりしています。

曼荼羅は無になって、「今」という時を存分に味わいながら描けるアートです。今回はそんな曼荼羅アートを少し体験できる型紙をご用意しました。

使う型紙は1つだけ。素材はクリアファイルを使って作っていきます。同じ型を何度も使うので、耐久性のあるクリアファイルがオススメです。

前準備として、細めの線を消したいので、先が細くなったペン型の消しゴムを持っている方はご用意くださいね。ペン型の消しゴムが無い場合は、普通の消しゴムを少し切って角を尖らせてみてください。

⇩色々な形のペン型の消しゴムがあります。百均にも売ってありますよ。

まずは型紙を作っていきます。5センチ角くらいに切ったクリアファイルを二つ折りにしていきます。油性のペンで下書きをしていきます。葉っぱのような形を描いてみてください。
折り目が中心となるように描いてくださいね。描けたら、線に沿って切っていきます。

次に、背景を塗っていきます。こちらはお好きな色で大丈夫です。私は中心をピンク、外側を紫と青色で塗ってみました。背景の色は少し濃いめにしておくのがオススメです。後で消しゴムで消した時に、消した線がはっきりと見えて美しいですよ。

次に曼荼羅アートで大切なポイントをお教えします。それは、紙の「中心」をとることです。曼荼羅アートは中心から模様を広げていきます。どんな模様を描く時も、「中心」に意識を置くことが大切なのです。

ぽぽまゆ

紙の「中心」に意識を置き続けることで、「自分の中心」にも意識が向くようになり、マインドフルネスや瞑想のような効果が得られます♪

まずは用紙の縦と横、それぞれの中心を取ってください。マスキングテープの上に点を打っておきます。そして、その縦と横の中心の線が交わる部分が用紙の中心となるので、そこにも点を打っておきます。鉛筆等で薄く描いておいてくださいね。

中心に点がとれたら、さっそく型紙を使って模様を消していきます。はじめは型紙を中心に揃えて、尖った方を真上に向けましょう。輪郭をなぞりながら、消していきます。

下方向、左右も同じように型紙で輪郭を消していきます。

上下左右に花びらが描けたら、次は斜めの部分を描いていきます。
下の層にある花びらを描きたかったので、最初に描いた花びらと交わらないように描いています。線を交わらせても、美しい形ができますよ。その時やってみたくなった方で描いてみてくださいね♪

線の中を練消しゴムでふんわり消すと、幻想的な雰囲気になります。

最後に仕上げとして、お好みでストーンシールを中心に貼っていきます。

私は百均の「ラインストーンシール」という商品を使っています。色々な形や色、大きさのものがあります。その名の通り、「ライン」状に繋がっているので、一つ一つカッターなどで切り離してから使います。ストーンを貼る時はピンセットもあると便利です。細かいので、指だと掴みづらく、狙った場所に貼るのも少し難しいです。

中心に一つストーンシールを貼ってみました。ストーンシールがアクセントになって、より中心に目がいくようになりますね。中心だけでなく、上下左右や斜めに貼っても素敵ですよ。

簡単な曼荼羅アートをご紹介してみました♪描いている内に心が整う曼荼羅アート、ぜひ一度描かれてみて下さいね♪
私も曼荼羅アートが大好きなので、いつか皆さまに作品や制作の仕方をお届けしたいと思っています♪

7. 海を跳ぶイルカ~簡単に!イルカの描き方~

次は海の上をぴょんと跳ねているイルカを描いてみましょう。

イルカの形が難しそうに見えますが、ポイントを押さえると意外と簡単に描けます。
自分で描くのは…という方は、後半で無料でダウンロードでき、印刷して使える型紙をご用意していますので、ご自由にお使いくださいね♪

型紙の素材はコピー用紙を用います。カッターナイフで切っていきます。

描く用紙の大きさを見ながら、イルカのだいたいのサイズ感を考えておきましょう。最初にコピー用紙をイルカのサイズ感に切っておいてもいいでしょう。後はコピー用紙にサイズいっぱい描くだけです。

まず、イルカの身体を描いていきます。ここは、バナナを思い浮かべながら描いてみましょう。両端の線が交わる部分は少しあけておいてくださいね。

次に、あけていた両端の部分に口と尾びれを描いていきます。口はまるっぽく、尾びれは魚の尾びれと同じように描いてください。丸みがかった尾びれにすると可愛いですよ。

最後に、背びれと腹びれをつけていきます。身体の中心より少し頭側にこのように描いてみてください。上の背びれの方を少し大きく描きます。

イルカの姿が描けました!どうでしょうか?順を踏むと、意外と描けた!という方も多いのではないでしょうか?

次にカッターナイフで輪郭を切っていきます。私はアートナイフという先が細いナイフを使っています。指に気を付けながら、ゆっくりと切ってくださいね。

型紙ができたら、背景を塗っていきます。夕焼け空にしたかったので、黄色と赤色、ピンクなどのグラデーションで空を塗りました。他にも、青空や紫がかった空、日の出の頃の空、現実には無いような空でも!お好きな色で塗ってくださいね♪
海は青色にしてみました。こちらも、お好きな海を表現してみてください。

背景が塗れたら、型紙をマスキングテープで固定して、中を消していきます。上から濃いめの色を重ねるので、完全に消えなくても大丈夫です。

イルカの身体は、水色とグレーを混ぜて塗りました。お腹の方を少し濃く塗っておくと、影っぽさが表現できます。

色鉛筆で目と水しぶきを描きました。ほっぺたは、綿棒に赤いパステルをつけてくるくると塗りました。

海はの感じを出すために、細めの消しゴムで波のように消しています。

最後の仕上げとして、イルカのつやつやの身体を表現するために、身体のラインに練消しゴムですーっと光を入れました。つやっと感が出て、活き活きした印象になります。

大きな紙に大きさの違う2匹のイルカを描くと、親子で泳いでいるイルカのようで可愛いですよ♪

型紙(イルカ)
3種類の大きさのイルカの型紙です。違う大きさの型紙を使って、親子イルカを描くことができます。カッターナイフなどで切って、型紙としてご使用くださいね♪

完成した作品を綺麗なまま保つために

最後に、フィキサチーフ(定着材)を吹き付けておきましょう。
作品から30㎝ほど離して全体に薄く均一に吹き付けます。
近すぎるとシミになってしまうので、遠目から数回に分けるのがコツです。

以上、型紙で作る7つの作品についてご紹介してきました!やってみたい、自分でもできそう!と思って頂けたらとても嬉しいです!
皆さまがパステルアートで癒しの時間を過ごせるお手伝いができたら幸いです♪

パステルアートの型紙に関するQ&A

最後にパステルアートの型紙に関するよくある悩みについてお答えしたいと思います。

型紙の保管はどうしたらいい?

何度も繰り返し使いたい型紙を作ったら、型紙が壊れないようにしっかり保管しておきたいですよね。私は薄くて小さな型紙なんか特に無くしやすいので、丁寧に管理するようにしています。
愛用しているのがクリアファイルです。透明のクリアポケットが連なってファイル型になっているものです。クリアファイルを使えば、型紙を曲げずに保管することができます。小さな型紙をよく作る方であれば、小さなポケットが沢山ついたクリアファイルも百均などに売ってあります。私は型紙のサイズによって小さめのクリアファイルと大きめのものとを使い分けています
また、クリアファイルの便利な所は、透明なので使いたい時にすぐ見つけられることです。型紙を沢山作るようになったら、型紙用のクリアファイルを一つ用意したら制作がスムーズになるのでオススメです♪

型紙をできるだけ長持ちさせるコツはある?

型紙は使い方によって、すぐに壊れてしまうか、長くもつかが左右されます。何も考えずに型紙を使っていると当然壊れやすいです。
長持ちさせるポイントは、パステルを型紙の外側から内側に塗ること。
型紙が壊れる原因のほとんどは、型紙の中を一生懸命塗っている時に、型紙の淵に少しずつ圧がかかり脆くなっていくことかと思います。それを防ぐためには、型紙の外側から内側に向けて、優しくパステルを塗っていくことです。
消しゴムで消す際も同様に、外側から内側に、を意識してみてくださいね。型紙の寿命がぐんと伸びるかと思います♪

型紙の淵にパステルの粉が溜まってしまうのを防ぐには?

型紙の中を塗った後に型紙をはずすと、淵に粉が溜まっている…ということはよくありますよね。私は長くパステルを描いていますが、今でもあるあるなことです^^; 淵に粉がたまるのは、紙に定着できなかった粉が余分に余ってしまうことが原因です。

粉が溜まらないようにするコツは、2つあります。
一つは、粉の量を調節することです。はじめは少ない量で塗っていき、少しずつ足していくと、淵に粉が溜まることが少なくなってきます。
二つ目の解決策として、型紙の外側から内側に塗っていくことです。これは型紙の寿命を長くすることにも繋がりますね。型紙の内側から塗り広げると、パステルの粉が型紙の下に潜り込みやすいからです。

 

型紙の淵にパステルの粉が溜まってしまった時の対処法は?

淵に粉が溜まらないように気を付けていても、多少は溜まってしまうものですよね。対処法としては2つあります。
一つ目は、紙自体に刺激を与えて粉を落とす方法です。紙の裏側を指でぽんぽんとはじいたり、机にトントンとすると、粉が落ちてくれます。しかし、大きめのゴミ箱が近くにない、机を汚したくないと言う人にはあまり向きません。そのような方には二つ目の方法がいいでしょう。
二つ目の方法は、刷毛やコットンで粉を掃くことです。私は基本この方法で粉を落としています。刷毛は毛が柔らかくて細い化粧用ブラシなどがオススメです。百均の物でも十分に使うことができます。コットンは柔らかめの物を選び(こちらも百均の物でOK)折り曲げて使います。細かい所は綿棒を使ったりします。
コツとしては、同じ色の方向に掃くことです。違う色の方向に掃いてしまうと、せっかく型紙で守っていた部分に色がついてしまいます。同じ色の方向に掃くように意識してみてくださいね。

 

ぽぽまゆ

みんなも、型紙を作ってパステルアートを楽しんでね

★今回ご紹介した無料でダウンロードできる型紙全てまとめています
ご自由にお使いください♪⇩

型紙(全て)

まとめ|パステルアートの型紙で誰でも簡単に作品が作れる!

今回は、パステルで使う型紙について、パステルアートでは型紙を使うのが良い理由や、用途に合わせた型紙の最適な素材、実際に型紙を使った作例7つをご紹介してきました♪

本文中でも言いましたが、型紙を使うと子どもでも誰でも本格的な作品を作ることができます。絵心がない…という方にとって、型紙は大きな味方です!

無料でダウンロードできる型紙を4つのせていますので、ぜひご利用くださいね♪

パステルアートは誰でも簡単に、そして満足のいく作品が作れて達成感を感じやすいアートです。
今回ご紹介した作例などをヒントに、パステルアートを楽しんで頂けたら嬉しいです♪

絵心があってもなくても、何歳になってからでも楽しめるパステルアートの世界を一緒に堪能していきましょう♪

またどこかでお目にかかれると嬉しいです♪

以上、パステル画家のぽぽまゆでした!

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